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2014年7月15日
インタビュー:『TWO WEEKS』主演イ・ジュンギ「父性愛を演じて得たものは…」

ドラマ『TWO WEEKS』で、初の父親役、そして激しいアクションで、その魅力と進化を披露した俳優イ・ジュンギがドラマについて語った。
―父親役を演じた感想は。
「あるスキルを学び練磨して表現できる作品ではありません。人として父として成長していくチャン・テサンの孤軍奮闘を描く時には、現場でいつもその状況に最大限没入できるように集中しなければいけませんでした。その中でのアクションもやはり本当に凄絶で切迫しなければいけなったので…ただ自分の娘を助けなければいけないチャン・テサンの心で身を捧げました」 ―テサンは最初はクズのような男でしたが、抵抗はなかった?
「自分が経験のできない全く異なる生き様を演技する時、戦慄を感じ、強い快感を感じて、幸せです。ごろつきもとても楽しかったです。正しい人物を演技する時より何かもっと深みと一体感を与えることができて、より面白かったですね」
―自分がテサンと似ている部分は?
「異なる部分はないと思います。誰でも自分の娘のためであれば命をかけられると思います。僕は現場でそんな感情に簡単に入れました。チャン・テサンは自分の一部だといえるかもしれません。娘を救うため、自分の子供をちゃんと成長させようとするその切迫感、切なさ、凄絶さは結局自分の血に対する深い愛から自然とでてきます。父親だけができる力ではないかと思います」
―アクションもノースタントで挑戦されたとか。
「一番大変だった場面は、急流に飛び込むシーン。本当に、すごく大変でした。流れも早すぎて…水の中ではたくさんの岩にぶつかって重心をとらえるのが難しく、呼吸ができなくて。事故が起こってもすぐに救助するのが難しい状況で、その時に流されて初めて、アクションシーンに無理な欲を出してはいけないということを考えました。主演俳優が少しの欲のために事故を起こせば、多くの方々が被害を被り、作品も成功裏に終えられなくなってしまいますから」
―自分はどんな父親になりたい?
「今すぐにも家庭を持ちたいという欲もでてきました(笑)。僕は家から出るのを嫌がる親バカになるのではないかと思います。娘が生まれたら、うれしすぎてすべてのことをしてあげたい。家族への愛をいつも表現する、そんな優しくて温かい父親、家長になりたいですね」
『TWO WEEKS』DVD-BOX 1&2は7月16日リリース。レンタルはvol. 1~6が8月2日、vol.7~12が9月2日リリース。

「TWO WEEKS」公式サイト:http://www.cinemart.co.jp/twoweeks/