2014年4月29日
インタビュー：『野王～愛と欲望の果て～』主演クォン・サンウ「それは復讐ではなく、愛だった」

クォン・サンウがスエ、ユンホ（東方神起）らと共演した『野王～愛と欲望の果て～』。サンウ自身が「代表作のひとつ」と自信を持って語るこの愛憎劇について話を聞いた。
ドラマは最初のアットホームな雰囲気から一転、シリアスな復讐劇へと展開するが、「復讐劇と言われますが、ハリュの立場で考えると、復讐ではなく、愛だったと思います。現実で、すごく嫌な人がいたら、もうその人に関わらなければいい。でもハリュはそうせずに、彼女を元の場所に戻そうとしていた。それは愛という感情があってこそだと思います」と物語のポイントは復讐でなく「愛」だというサンウ。「私は恋に落ちると全部やってあげたいという気持ちになるので、彼の行動には十分共感できます」と、前半の一途な愛について語った。
しかし、愛するダヘ（スエ）の裏切りを知り、復讐へと駆り立てられていく。「私が感情的に没入できるように、スエさんが演技でサポートしてくれていたと思います。スエさんは、俳優として一目置いている方だったので、ぜひ一緒にお仕事をしたいと思っていました。彼女の演技のおかげで、愛が深まるにつれて本当に恋愛をしているような感覚に陥って、ドキドキしながら演技をすることができました。スエさんが悪女になる演技をしていく姿を見て、ハリュというキャラクターにいっそう感情移入ができましたし、ハリュが悲惨になっていくのを見て本当に可哀そうだな、嫌だなと感じることもできました」とすさまじいほどの「悪女」を演じたスエを称賛するとともに、気遣った。
また、ユンホ（東方神起）については、「ドラマの現場は待機時間も多くていろいろ大変だったと思うんですけど、『大変だ』という姿を一度も見せたこともないんです。撮影中もとても礼儀正しくて、本当に可愛い弟のような存在でした。今でもずっと連絡を取り合っています。歌手としてとても高い地位にいるのにあれほど謙虚であり素直でいられる事が不思議だなと思うくらい、とても素敵な子です」と愛情を持ってコメント。
そして、今後の抱負として「今後は成熟したメロ映画に出演してみたいと思っています。ドラマでしたら、『野王』や『天国の階段』のように、全国民から愛されるドラマにあと2作品くらいは出演したいです（笑）」と語った。
『野王～愛と欲望の果て～』 DVD BOX1＆DVD BOX2は5月28日発売（5月2日よりレンタル開始）。そしてクォン・サンウ、ユンホ（東方神起）が出演する購入者（※）対象のイベントが6月27日（金）東京国際フォーラムホールA（1回目15:30開演、2回目19:00開演）にて開催される。
※イベント参加対象者：クォン・サンウジャパンオフィシャルファンクラブ専売商品「野王～愛と欲望の果て～コンプリートDVD BOX（初回限定ハリュバージョン）」購入者（http://www.ksw-fc.jp/）、Bigeastショップ専売商品「野王～愛と欲望の果て～コンプリートDVD BOX（初回限定ドフンバージョン）」購入者http://shop.mu-mo.net/st/fc/BGFC.html）