映画情報

2014年4月21日
ユナク(超新星)が初主演映画『無花果の森』イベントに超緊張で出演

超新星のリーダー、ユナクが初主演を務める映画『無花果の森』の一般完成披露試写イベントが4月9日、東京・ゆうぽうとホールにて開催された。
同作は、平成23年度芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した小池真理子の小説「無花果の森」(日本経済新聞出版社・刊)を完全映画化したもの。
ユナクはもちろん、相手役の原田夏希、主題歌を歌う歌手で同作に出演もしているMino、プロデューサーの丹羽多聞アンドリウが舞台あいさつに立った。
ユナクは、この作品に抜擢されたときの気持ちを問われ、「メンバーから『すごくうらやましい』と言われました」と明かし、「メンバーと離れて初めて映画の主演をしたのですが、今すごく緊張しています(笑)。東京ドームでライブを初めてやるより緊張してると思います。(メンバーに)頼ることができないので(笑)。でも僕の、超新星のファンの皆さんが来てくれたから、それが頼りです」と緊張感と不安感をのぞかせながらも、ファンの声援に力を得た様子。
そして、演じて難しかったことは、との質問には「日本語のせりふが大変でした。あまりにもせりふが長くて」と語り、「一番の悩み、心配だったのはやっぱり夏希さんとのキスシーンとか…前にMILKY WAY(ファン)が見えたり…(笑)。でも、僕のファンの皆さんなら、理解してくれるだろうなと思って…理解してくれないの(笑)? でも、いろんな僕の魅力を見せたくて、真剣に考えて決めた作品だから」と会場を埋めたファンを気遣うコメントも。
相手役を務めた原田は「普段もとても流ちょうに日本語を話されますが、台本にはわたしたち日本人でも、普段使わないよね。というせりふがいっぱいあったので、本当にすごいなと思って尊敬しっぱなしでした」とユナクを称賛。一方、おもしろいエピソードとして、「河口湖でハクチョウを見たとき、『あれ何の鳥? アヒル?』と言われ、ハクチョウ、と言うと、『何で? 白くないのに? 黄色いじゃん』とおっしゃって…」とユナクの天然ぶりを披露した。
舞台あいさつ後、Minoによる主題歌生披露、ユナクと原田夏希のミニトーク、そして待望の本編上映と、この日は盛りだくさんの豪華なイベントとなった。
絶望の闇におちた男女が織りなす、深く切なく甘美な物語『無花果の森』は、6月14日(土)より全国順次公開。