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2014年3月20日
インタビュー:『武神』主演キム・ジュヒョク「内面的には芯が通っている、男らしさがある」

奴隷から最高権力者へ上り詰めた、高麗最高の武人「キム・ジュン」の一代記を描いたドラマ『武神』主演のキム・ジュヒョクがドラマについて語った。
―『武神』はどんな作品?
「武人政権時代に実在したキム・ジュンという人物が知識と武芸を少しずつ身につけながら、奴隷の身分から成長していく過程を描いた成長ドラマです。キム・ジュンという人物を通して高麗時代を生きた武人たちの男らしいところをうまく表現していると思います」
―キム・ジュンはどんなキャラクター?
「野心家ですね。奴隷の身分から這い上がりたいという想いで勉学や武芸に励み、最終的に当時王様より権力を持っていた“閣下”になります」
―これまではマイルドな役柄が多かったように思いますが?
「実際、僕は性格がタフなわけでもないですし外見も男前ではありません(笑) しかし、内面的には芯が通っている方です。そういう意味での男らしさは持っていると思います」
―キム・ジュンを演じる上で、特に気を使ったことは? 「正統派の時代劇に出演するのは初めてだったので、独特のトーンやせりふ回しに慣れるまでは大変でした。あと、アクションシーンも苦労しました。あまり時間がなかったので、充分な練習もできないまま撮影が始まってしまいました。でも、2~3カ月もの間ほぼ毎日アクションシーンを撮影していたらいつの間にか上達していました(笑) しかし戦闘シーンは大変でしたね。鎧兜を着ていたので、重いし暑いし…」
―今、ふりかえってみて、どんな意味を持つ作品だった?
「僕の役者人生に栄養を与えてくれた作品でした。現代劇ではワンカットが短いですが、時代劇の場合は長回しが多いので、演技の掛け合いを学ぶことができました。『武神』に出演したことによって自分の演技に少しは自信を持てるようになりました」
『武神』は3月24日よりCS「ホームドラマチャンネル」にて毎週月・火・水曜午後3時15分よりスタート。