映画情報

2014年1月20日
ユソン、ドンホ(元U-KISS)ら出演の問題作『母なる復讐』が1月26日日本公開

実際に未成年者が起こした性犯罪を基に映画化され、韓国で論争を巻き起こした衝撃作『母なる復讐』が、ついに日本公開される。復讐を誓う被害者女性の母親ユリム役を務めたのは『黒い家』『黒く濁る村』、ドラマ『馬医』などの実力派俳優ユソン。同級生から暴行される女子高生ウナ役には『サニー 永遠の仲間たち』などのナム・ボラが配され、彼女は本作で第34回青龍映画賞・新人女優賞にノミネートされた。そして主犯格の少年チョハンを演じるのが、人気アイドルグループU-KISSから先ごろ脱退したドンホ。「アイドルとしてのイメージが傷つかないか心配したが、役者としていい経験になると思った」というドンホの静かな狂気に満ちた悪役ぶりにも注目だ。
夫と離婚したユリムは女子高生の1人娘ウナと新しく生活を始めようとしていた。そんな中、ウナは転校先の学校で物静かな生徒チョハンにほのかな恋心を抱く。ある日の放課後、ウナはチョハンに学校の屋上に呼び出され、心躍らせて会いに行くが、そこにはチョハンと不良仲間たちがいた。彼らはウナを暴行。その事実を知ったユリムは怒りに震え、裁判を起こすが、少年法に守られたチョハンは証拠不十分で無罪、その仲間も保護観察処分という結果に。失意に暮れる中、ウナの携帯には暴行現場の映像が送られてくる…。
『母なる復讐』は1月26日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開。