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2013年6月27日
『太陽を抱く月』『ポゴシッタ』でブレイク、ヨ・ジングにインタビュー!

『太陽を抱く月』でキム・スヒョンの幼少期、『ポゴシッタ』ではユチョンの幼少期を演じた今や韓国No.1名子役と名高いヨ・ジング。『太陽を抱く月』の高視聴率の要因に彼の演技をはずすことはできない。まだ15歳とは思えない深い感情演技で見る人を魅了。幼いラブシーンにも心を熱くさせられた。
そんな周りの評価にヨ・ジングは「時代劇はけっこう経験がありましたが、恋愛感情を表現する演技の経験は多くなかったので、難しかったです。とても不安でしたが、監督のアドバイスで演じ切ることができました」と笑顔で語る。
お気に入りのシーンは「ヨヌに初めて告白するシーン」だそうで、「初めてヨヌに会い、気持ちを伝えるシーンだったんです。映像もとてもきれいでしたし、フォンのヨヌに対する感情がとてもよかったと思います」と満足げ。
ヨ・ジングといえば、視聴者の心を強くゆさぶる涙の演技にも定評がある。しかし「皆さん、泣く演技が難しいと思っているようですが、実際は泣く演技よりも、笑う演技のほうが難しいんです。泣く演技は、現場の雰囲気や感情に没頭していけばできるのですが、笑う演技は、心から笑わないと不自然に見えるんです。泣く演技は、朝から感情を高ぶらせていれば、それほど難しくはないんです。でも、笑う演技の場合は、本当に難しいんです」と明かした。
『太陽を抱く月』での高評価の後の『ポゴシッタ』は期待が大きく、プレッシャーもあったのではないだろうか。「『太陽を抱く月』では愛が実りましたが、『ポゴシッタ』では別れなければなりませんでした。もちろん、『太陽を抱く月』でも別れを経験しましたが、『ポゴシッタ』は、より“悲しい別れ”でしたよね。好きな人を置いていくという罪悪感もあり、とてもつらかったです」と振り返る。「『ポゴシッタ』は意欲的に臨んだ作品ですが、それだけ難しい作品でもありました。でもプレッシャーというよりも、新しいチャレンジができるというワクワクする気持ちのほうが強かったと思います。これからの演技人生に大きな力になると思いました」と満足感を示した。
言葉ひとつひとつに説得力があり、成熟味すら漂わせるヨ・ジングだが、「ユチョンさんの子役ができてうれしかったです。ユチョンさんはとてもイケメンですし、“似ているのかな?”とも思ったり…(笑)。ユチョンさんは、現場でも優しく接してくださいました」と笑顔で語る姿は年頃の少年の姿だった。
ヨ・ジングのドラマ次回作はまだ未定だが、主演映画『ファイ』が韓国で今年下半期に公開予定で、さらなる俳優としてのステップアップが期待される。

ヨ・ジング日本公式サイト:http://www.yeojingoo.jp/