ドラマ情報

2013年5月21日
キム・テヒが時代劇に初挑戦! 『張玉貞、愛に生きる』で稀代の悪女を熱演中

韓国で4月よりスタートしたドラマ『張玉貞、愛に生きる』。そのタイトルロール、張玉貞を演じているのが時代劇初挑戦となったキム・テヒ(『IRIS-アイリス-』『マイ・プリンセス』)だ。
張玉貞というのは、張禧嬪(チャン・ヒビン)の名で知られる女性。低い身分の女官から王妃にまで上り詰めた、歴史上、最も知られている女性といっても過言ではない。まれに見る美ぼうの持ち主で、第19代王肅宗に寵愛され、仁顯王后を陥れ王妃の座を奪った「悪女」として名高い。これまで張禧嬪を描いたドラマは多く、人気ドラマ『トンイ』にも登場していたキャラクターだ。
そんな、後の張禧嬪こと張玉貞を、針仕事をする「針房」の女官=優れた才能を持つ朝鮮時代のファッションデザイナーとしてとらえ、身分にとらわれず、才能に、愛にまっしぐらに生きる女性としてこれまでと違った視点から描くというのが本作だ。
そして、彼女のとりことなるイ・スン=肅宗役を務めているのが『トキメキ☆成均館スキャンダル』『ファッション王』で人気急上昇のユ・アイン。張玉貞とライバル関係となる仁顕王后役には、『王女の男』のホン・スヒョン。また、KARAのスンヨンが、宮廷の下女から後宮となる淑嬪崔氏を演じているのも興味深い。淑嬪崔氏とは、ドラマ『トンイ』の主役、トンイのキャラクターだ。ほか、男性陣はイ・サンヨプ(『ミス・リプリー』)が王族のイ・ハン役、ジェヒ(『メイクイーン/MAY QUEEN』)が大富豪のチョン・チス役で出演している。
史実があるだけにその結末はある程度想像できるが、どのように「愛に生きる」張玉貞を描いていくのか、そのストーリー展開が期待されるとともに、日本放送も期待したい。