ドラマ情報

2013年3月12日
『その冬、風が吹く』主演のチョ・インソン&ソン・ヘギョが制作発表で語る

1月31日、ソウルで『その冬、風が吹く』の制作発表会が開催された。同作は、チョ・インソンが8年ぶりにドラマに復帰し、ソン・ヘギョと初共演を果たす作品として、早くから話題を呼んでいた。原作は、渡部篤郎と広末涼子が共演した日本のドラマ『愛なんていらねえよ、夏』だ。
チョ・インソンが演じるオ・スは冷たく孤独なギャンブラー。木の下に捨てられていたことから、樹(ス)と名づけられた。一方、ソン・へギョが演じるオ・ヨンは裕福に育ったが、幼いころに母、兄と生き別れ、やがて唯一の支えだった父まで失ってしまう。目が不自由で周囲に固く心を閉ざしている女性だ。愛を信じないオ・スとオ・ヨンは偶然に出会い、生きる希望を見つけ出す…というラブストーリーとなっている。
制作発表には、主演俳優のチョ・インソン、ソン・ヘギョ、キム・ボムらがそれぞれ作品への意気込みなどを語った。
ソン・ヘギョは「相手役がチョ・インソンさんだと聞いたときは安心しました。頼れそうだな、って。とてもカッコよくて演技も上手です。私たちはほぼ同時期にデビューして年も近いのに、これまで一度も共演できませんでした。でも、こうして経験を積んでからいい作品で共演できることになり、とてもうれしいです」とチョ・インソンとの初共演への期待感を示した。
チョ・インソンは、「へギョさんも感じていると思いますが、ノ・ヒギョンさんの作品のキャラクターは台本を読んだときと演じようとするときの感覚がかなり違うので、とても難しいんです。でもヘギョさんの演技を見たりせりふを聞いたりすると頭が整理できることが多いので、いつも感謝しています」と感想を述べた。
そしてキム・ボムは「昨年だけで3作品を撮ったので、充電期間を持とうかと考えていたところでした。でも、声をかけてくださったことがありがたくて、実はキャラクターもできていないうちに出演を決めたんです。『パダムパダム~彼と彼女の心拍音~』の撮影中に抱いた感情がとてもよかったので、この方々とならどんな作品でもどんなキャラクターでも寒い冬を幸せに過ごせそうだと思いました」と前作に続いてノ・ヒギョン&キム・ギュテの作品にばってきされた喜びを口にした。
『その冬、風が吹く』は6月よりCS放送(KNTV)にて日本初放送される。