ドラマ情報

2013年1月22日
「MBC演技大賞」大賞受賞チョ・スンウ主演の『馬医』が日本初放送へ

『宮廷女官チャングムの誓い』『イ・サン』などで知られる韓国歴史ドラマの巨匠イ・ビョンフンの話題の最新作『馬医』。『ホジュン 宮廷医官への道』『宮廷女官チャングムの誓い』で朝鮮王朝時代の医学を描き、その作品性とともに驚異的な視聴率で支持を得ている監督が満を持して放つ究極の歴史医療ドラマだ。
朝鮮王朝後期。馬の治療をする獣医「馬医」が、やがて王の治療をする「御医」にまで上り詰めるペク・クァンヒョンの波乱万丈な生涯を描くもの。ペク・クァンヒョン(白光炫、1625〜1697)は実在の人物。賤民の身分ながら、鍼で馬の治療をし、さらに人の腫物の治療をして「神医」と呼ばれるようになり、やがて内医院の医師になり、ついには「御医」になった人物。貴賎の分け隔てなく生命を尊ぶ心、全力で治療に取り組む情熱、既成概念に囚われない柔軟な発想を持ち、漢方医として初めて外科手術を試みたといわれる人格者だ。
そのペク・クァンヒョンを演じるのは、韓国のトップミュージカルスターで、『マラソン』など映画でも活躍してきたが、本作がドラマ初出演のチョ・スンウ。彼の緩急をつけた演技は、重くなりがちなテーマを明るく軽妙に盛り上げ、見事「2012年MBC演技大賞」で大賞を受賞した。ドラマデビュー作で大賞を受賞するのはもちろん初の快挙だ。
この時代は腫物により命を落とす人が多く、王様や権力者も例外ではなかった。クァンヒョン(チョ・スンウ)は動物の治療に使う技術が人間にも役立つことを知り、賎民ながら医者になることを決意。クァンヒョンの出生の秘密に絡んだ陰謀、馬医出身に対する周りの偏見など多くの障壁が立ちはだかるが、医女カン・ジニョン(イ・ヨウォン)らの応援もあり医者として成長していく…。
ペク・クァンヒョンの医学への道のりのほか、イ・ヨウォンが演じるカン・ジニョンとのロマンス、彼女を巡るイ・サンウ演じるイ・ソンハとの三角関係など、ドキドキハラハラの展開も交えた感動必死の『馬医』はCS放送(衛星劇場)で2月6日の先行放送を経て3月より放送される。