音楽情報

2012年12月12日
「アーティストは感動を与えるのが使命」M.C the MAXが日本でライブを開催

K-POP界最高峰の超人気バンドM.C the MAXが、11月25日に東京・原宿クエストにてショーケースライブ「M.C the MAX 2012 JAPAN 1st LIVE」を開催し、熱いステージでファンを熱狂させた。

デビューして10年。前身のムーンチャイルドから数えると14年となるM.C the MAX。ムーンチャイルド時代は、4人で活動を行いテクノ曲でデビューし「愛しているから」が大ヒットした。しかしメンバーの1人ホ・ジョンミンが俳優になるために活動を止め、ムーンチャイルドはM.C the MAXと名前を変え再スタート。YOSHIKIプロデュースのもと、X JAPANの「tears」をカバー(「少しだけさようなら」)し、その後安全地帯の「ショコラ」などをカバー。また、Gacktや広瀬香美とも親交があり、広瀬香美は楽曲「日付変更線」を提供したほど。日本のカバー曲以外にもドラマ『華麗なる遺産』などドラマOSTにも多く参加している。

この日のライブでは、熱いファンがスタンディングで迎える中、広瀬香美や安全地帯のカバー曲、『言葉にできない』(小田和正)『Tonight』(LUNA SEA)の日本語曲、ドラマ『犬とオオカミの時間』『カインとアベル』のOST曲、「私は歌う」「共有」などのロック曲などバラエティーに富んだ全15曲を歌い、大熱狂の中ライブは終了した。

ライブを終えて会見に応じたM.C the MAXは、「多くの観客と呼吸を合わせられてうれしかった」とイスが感想を述べると、「日本でやりたかった!」とミニョクが続いた。来年は本格的に日本での活動をスタートさせるM.C the MAX。3月9日の東京・新宿FACEのライブを皮切りに日本全国ツアーの計画があることを発表し「友だち感覚が僕らのライブ。これからは日本語に力を入れたい!」とJ.YOONが語った。また、日本でシングルCDを発売する予定もあると言い、楽曲については「新曲にするのか、韓国語曲を日本語にするのかも決まっていないが、早いうちに出したいと思っている」とイスが語った。 X JAPAN、安全地帯など日本のカバー曲を多く発表しているが、「80年、90年代の日本の曲が好きなので、今後もカバーしていきたい」とイスが語ると、ミニョクが「竹内まりやさんの『駅』をカバーしたい」、J.YOONが「AKB48が好き。アニメOSTの林原めぐみも!」と話し、和やかな空気に包まれた。

「アーティストは感動を伝えるのが使命」というM.C the MAXは、「いつでも呼んでください」と最後にメッセージを送った。