ドラマ情報

2012年11月13日
5年ぶり時代劇復帰、チェ・スジョン『大王の夢~王たちの戦争』

KBSの新大河ドラマ『大王の夢~王たちの戦争』で、「時代劇王」チェ・スジョンが久々に時代劇復帰し、話題を呼んでいる。
チェ・スジョンは、主演した『海神』『大祚榮(テジョヨン)』などで素晴らしい演技を披露し、高視聴率に導いた。今回は統一新羅の始祖、キム・チュンチュに扮して新たなカリスマ演技を見せている。

キム・チュンチュは唐を中心とした世界秩序の再編の過程において融合と調和を図り、三韓一統(高句麗、百済、新羅の三国統一)の大業を果たすが、彼にとって、生涯の友であり、最強のライバルでもあったのは全勝無敗の英雄、キム・ユシン。その三国統一の英雄キム・ユシン役は『階伯(ケべク)』、『トンイ』等で印象的な演技を見せたキム・ユソクが配された。さらに、ミュージカル俳優としても活躍しているK-POPグループ「天上智喜The Grace」のメンバー、リナが文明王后役に挑戦。パク・ジュミは善徳女王を演じ、知性とカリスマ性を合わせ持った女帝を見事に再現している。
キム・チュンチュ、キム・ユシンという名を聞けば、大ヒットドラマ『善徳女王』を思い出す人も多いだろう。また違った目線から描かれるこのドラマと違いを楽しむのもいい。
伽耶出身のユシン(キム・ユソク)は新羅の花朗(ファラン)になるため新羅の首都・徐羅伐に上京するが、亡国出身という理由で新羅人から徹底的に排斥される。一方、新羅第26代王・真平王の母で、王室最大の権力者である思道太后にとって、廃位された真智王の孫チュンチュ(チェ・スジョン)は邪魔な存在だった。朝廷でチュンチュを皇太子に推す動きが活発になると、思道太后はチュンチュを暗殺しようとするのだが…。

韓国で9月より放送を開始した『大王の夢~王たちの戦争』は、早くも11月よりCS放送(KBS WORLD)にて日本初放送がスタートしている。