音楽情報

2012年10月31日
「バラード界の王子様」イ・キチャンが日本デビュー

ドラマ『ドリーム・ハイ』『太陽を抱く月』『アラン使道伝』など多数のOST に楽曲を提供している実力派アーティスト、イ・キチャンが、1stシングル「Convince Myself」のPRのために10月18日に来日した。 イ・キチャンは、高校2年生のときに、アルバム「Na Na Na Na Nineteen」でデビューすると、リード曲の「Please」、「関心外のボク」が人気を博し、R&Bとバラードが似合う情感温れる歌声から「バラード界の王子様」として話題になり、兵役をはさみ10年以上にわたり韓国バラード界を牽引し続けている歌手だ。また『ドリーム・ハイ』や『太陽を抱く月』など大ヒットドラマのOSTへの参加やミュージカル出演など、幅広くその才能を発揮し、活動の幅を広げている。

今回、来日した日にマスコミ向けのショーケースが行われ、「到着したばかりで声が出ない」と言いながらも、「夢でも」「PLEASE」(korean Ver.)「あなたに向かって」(ドラマ『アラン使道伝』OST)やピアノの弾き語りで「Through the fire」(シャカカーン)を披露した。

トークでは「緊張する」と言いながらも、子どものときからR&Bやポップスが好きだったことや、日本の文化が好きだったことなどを流ちょうな日本語で話し、取材陣を驚かせた。「日本デビューのために日本人の先生について週4日勉強している。レコーディングでは、発音が違うのでメロディーに乗せるためにはテクニックが必要だった」と話した。収録されている日本語曲の詩について、「最初に韓国語で作り、翻訳者と相談しながら作業した。テーマは同じです」とクリエーターとしての顔をのぞかせる一幕もあった。
翌19日には、東京大久保のK-Plus内のライブ会場にて記者会見を行うと、20日には2カ所でCD購入者を対象としたプロモーションライブを行うなど、精力的にプロモーションを繰り広げた。