映画情報

2012年10月29日
釜山国際映画祭・トークイベントに『王になった男』のイ・ビョンホンが登場!

第17回釜山国際映画祭が10月4日より13日までの10日間開催され、75カ国304作品が上映され大盛況のうちに幕を下ろした。毎年、豪華スターが映画祭を彩るが、現在韓国で興行成績を順調に伸ばしている『王になった男』(配給:CJ Entertainment Japan)のイ・ビョンホン、リュ・スンリョンらも登場し、黄色い歓声と鳴り止まない拍手で映画祭を盛り上げた。

『王になった男』は、イ・ビョンホンが権力争いのため毒殺の危機に怯える暴君・光海と瓜二つだった道化師ハソンの一人二役を演じたフィクション時代劇だ。

6日、メイン会場となったセンタムシティ広場にリュ・スンリョン、チュ・チャンミン監督とともに登場したイ・ビョンホンは、たくさんのファンがとり囲んだ花道を手を振りながらにこやかに歩き、ステージに登壇すると「とにかく皆さんに感謝しています。多くの方に観ていただいて本当にうれしい」と笑顔で語った。「動員数が1000万人を突破したら?」の問いかけにチュ監督は「実は(王妃役の)ハン・ヒョジュさんの出演シーンを仕方なくカットしてしまったんですが、1000万人突破したらディレクターズカット作ります! そのシーンも必ず入れます!」と宣言、観客から喝采を浴びた。一方、イ・ビョンホンは「1000万人は達成できる可能性が十分にあるので、1300万人達成したら、劇中の王の格好で観客の皆さんにあいさつしに行きます!」と話し、会場を盛り上げた。
また、劇中でイ・ビョンホン演じる王の身代わりになった男を厳しくも見守る側近役のリュ・スンリョンとビョンホンは同じ年で、映画祭のレッドカーペットには腕を組んで現れたほど仲が良く、この日のトークでも、お気に入りのシーンが同じであることが判明。実際、本編でも二人のやり取りは時には軽妙に、時には緊張感があふれ見応え十分で、二人のトークの言葉の端々には作品への並々ならぬ思い入れも感じられた。
その後、1000万人を突破、日本での大ヒットも予感させる『王になった男』は2013年2月全国ロードショー。