音楽情報

2012年10月24日
ソン・シギョンがファンミーティングを開催

韓国バラード界の貴公子ソン・シギョンが日本のファンクラブをリニューアルし10月9日に愛知・名古屋Diamond Hall、同11日東京・ZeppTokyoにてファンミーティングを開催した。

東京のイベント前に記者会見を行ったソン・シギョンは「ファンミーティングはコンサートとは違い率直な姿を見せるように心掛けている。普段、韓国で行う場合はファンとの交流を楽しむスタイルで1,2曲歌うだけだが、日本では曲数を増やしファンと話す場を用意した。ファンからのリクエストとピアノだけの編曲で行う」と語った。

デビューして12周年を迎える気持ちを聞かれると、「短くも感じ、長くも感じる。しかし音楽を大事にする気持ちは変わらない。変ったものは歳と肌と肝臓と…」とジョークを交えて笑わせた。バラエティー番組「1泊2日」にレギュラーで初挑戦中だが「雰囲気が良く、1つのチームで頑張り責任感をもってやる現場は、いろいろな意味でいい点がある」と、楽しんでいる様子。
ラジオDJ、バラエティー、ドラマOSTと忙しい日々のソン・シギョンだが、10月22日からは韓国で9日間に及ぶコンサートが開催される。このコンサートのチケットは発売から2分で完売したという。「小劇場なのでバンドは少なめで声を届けたい。そしてラジオの時のように正直な自分で、普段のような気楽なコンサートにしたい。ショーの要素よりも感動を届けられる時間になれば」と抱負を語った。
ファンミーティングでは、「ならいいのに(チョウルテンデ)」「太陽系」「道で~on the road(コリエソ)」などおなじみのナンバーのほかに、「アイ」(泰基博)など日本語曲や洋楽などアンコールを含めて全10曲を披露。途中歌いながら客席を回るなどファンミーティングならではの演出に、ファンからは大歓声が沸き起こった。
トークでは「2003年にチャン・ナラと公式初来日をしてから10年経つ」と話し、「最初の頃はファンの反応が分からず『自分は日本で受け入れられないかも』と悩んだが、韓国とは違い日本のファンは集中して聞くということを知った」などと明かした。そして、軍除隊後も変らない声援に感謝の言葉を伝え、イベントは終了した。