音楽情報

2012年10月3日
SS501メインボーカル、ヨンセンが初の単独ライブを開催

現在活動休止中の5人組ボーイズグループSS501でメインボーカルを務めているホ・ヨンセンが9月22日に東京・SHIBUYA-AXにて初めての日本単独コンサートを開催。日本ソロデビューアルバム「Over joyed」の楽曲を中心に、懐かしいSS501曲なども披露しファンを魅了した。

会場全体にパールグリーンのペンライトが揺れる大歓声の中、ロック調の「1.2.3」で幕を開けると「DraMagic!」や、切ないバラード「True Tears」などアルバム収録曲のほかに、韓国ソロデビュー曲のダンスナンバー「Let it go」、バラード曲「Crying」などをしっとりと聞かせた。

またファンには懐かしいSS501の映像と「Find(Rock ver.)」「Love ya」「All My Love」ではファンも一緒に歌う姿を見せ、日本語曲「Kokoro」「Distance ~君とのキョリ~」「Live!」「LUCKY DAYS」をメドレーで歌うと客席はヒートアップした。
SS501時代は無口なイメージだったヨンセンだが、「全部日本語でしゃべるから頭が痛い」と言いながら日本語でのMCをこなした。抽選で選ばれたファンをステージに上げバラードを歌い「僕の考えた良くないイベント。ククク」と笑って話したり、「SS501のダンスってこんなに難しかった?」などとアドリブまでも日本語で話すと、最後の曲紹介で客席からの「え~」の声に「え~じゃねえよ!」とやり返すなどトークでも沸かせ、全18曲のライブを熱狂のうちに終えた。
また、コンサート終了後には、アルバム「Over joyed」購入者からの応募抽選で当選した123名を招待したアフタートークショーを開催し、ボーカリスト、ヨンセンとは違う、素のヨンセンの姿でファンを楽しませた。
アフタートークショーはアルバムリード曲「1.2.3」にちなみ123名を招待し、「(ライブ中)トークしましたか? トークではなくコメントですね」などヨンセン独自のMCを見せながらも「ライブは始まる前は緊張していたが、バンドと一緒にやりたかったので幸せだ」「(曲の途中で)バンドが静かな時にファンの歌声が聞きたかった。聞こえたときは幸せな一瞬だった」とライブの感想を語った。また、アルバムのジャケットについて「アーティストとしてよりも、ミュージシャンとのイメージを提案した」と語るなど歌手としてだけでなく、アルバム制作にも参加したエピソードを紹介した。

ファンからの「(ヨンセンを)好きすぎてどうしたら?」質問にという困惑する姿で笑わせ、キュジョンの休日に偶然ジョンミン以外のメンバーがそろい、お酒を飲んだエピソードなどを紹介しファンを喜ばせるなど、30分の短い時間ながら楽しい一時となった。 ホ・ヨンセンは、現在音楽だけでなく、ミュージカル、ドラマにも出演するなど、幅広い活動を行っておりこれから日本でも本格的にソロ活動を行っていく。