音楽情報

2012年9月19日
カン・ハニが一カ月限定のユニットでスペシャルライブを開催

ドラマ『華麗なる遺産』の主題歌「君一人だけ」が大ヒットした歌手カン・ハニが、後輩のイケメン若手俳優3人と期間限定ユニット「HANI CLOVER(ハニクローバー)」を結成し、「HANI CLOVER スペシャルライブ」を東京・大久保のESPRIVE Hall にて8月1日から29日まで全20ステージを行った。

「HANI CLOVER」は、韓国芸能界でも珍しく調理技能士の資格を持ち、昨年日本にも語学留学の経験を持つカン・ハニ(ボーカル)と、韓国では映画・ドラマ・演劇で活躍中のアン・テヒョン(ベース)、ドン・ヒョンベ(ギター)、キム・グォン(キーボード)の4人組バンド。
ラストステージでは立見が出るほどの観客を前に、「ラストステージを楽しみましょう」と話すと「君一人だけ」やドラマ『美男<イケメン>ですね』から「相変わらず(ヨジョニ)」ドラマ『オレのこと好きでしょ』から「君は僕に恋をした」のほかに、ソロコーナーではミュージカルナンバーやイ・スンギの「俺の女だから(ネ ヨジャラニカ)」など全13曲を披露した。途中のソロコーナーでアン・テヒョンが涙ながらに歌えなくなる場面を見て、ハニが「テヒョンが…」と言いながらも自身の目からも涙が流れると会場からはすすり泣きの声が聞こえたが、最後は元気よく「HANI CLOVERを愛してくれてありがとう」と言うと全員で「世界に一つだけの花(SMAP)」を歌い、ライブは終了した。
イベント前にはインタビューに答え、「一カ月間をメンバーと公演できて一人じゃなくってみんなで出来たことがうれしい。ファンの皆さんにもらった応援と愛情でこれからも活動を頑張ります」(ハニ)「初めはいろいろと悩んだり心配をしましたが、回数を重ねるうちにファンからの愛情と応援で無事に最終公演まで頑張れた」(アン・テヒョン)「明日からはここに来ないと思うと、心の整理がついていません。わたしにとって大切な思い出になった」(ドン・ヒョンベ)「みなさん親切で感動した。同じ人が毎回来てくれて、毎回僕たちに力をくれて本当に嬉しかった」(キム・グォン)とそれぞれこの一ヶ月を振り返った。また初めて日本に来た3人は「家族と離れて寂しかったが、とても楽しく活動できた。一ヶ月が短かった。また日本で活動をしたい」(アン・テヒョン)「日本は道が綺麗だと聞いていたが本当でビックリした。それとすごく配慮のある国だと感じた」(ドン・ヒョンベ)「初めての海外が日本で本当にいい経験ができた」(キム・グォン)とそれぞれ日本滞在を振り返った。

今後は、ハニは9月、10月に日本でドラマコンサートに出演。キム・グォンは出演映画『冥王星』が釜山映画祭に出品されるという。また、ドン・ヒョンベは11月に韓国で行われる舞台『菊花の香り』に出演。アン・テヒョンは学業を優先しながら、俳優活動を続けるそうだ。