映画情報

2012年9月10日
ヒョンビン主演の日本未公開映画『私は幸せです』がプレミアム上映会を開催

ヒョンビンが主演した日本未公開映画『私は幸せです』の上映会が、9月30日、東名阪の各会場1度限りのプレミアム上映会を開催することとなった。 故イ・チョンジュン作家の短編小説『チョ・マンドクさん』を映画『青燕』のユン・ジョンチャン監督が低予算で撮影した本作。痴呆症の母と自殺した兄が残した多額の借金が引き金となり狂った男と、恋人にふられ末期がんの父の介護と莫大な治療費が負担となっている女性の「幸せな時間」を描いた。

ヒョンビンは、事務所から偶然渡された脚本を読みノーギャラで出演を希望したそうだ。自身のイメージチェンジのためではなく作品が良かったので選んだと言い、ヒョンビンは爆発するようなエネルギーを発散し、怒りと狂気、無邪気さが行き交う演技を、思う存分見せている。また、アクション映画でもないのに体重が4キロも減り、最初に撮影したシーンは後で取り直したほど、力の入った作品となった。

里男(チェ・ジョンニュル)が、スギョン(イ・ボヨン)が働く精神病院に連れてきたマンス(ヒョンビン)は、見た目は普通だが母親と二人でスイスに住む金持ちだと信じ、小切手に自分が署名さえすれば全世界の銀行で通用すると誇大妄想を持っている。里男が話すには、認知症の母(ソン・ヨンスン)と賭博に手を出し自殺した兄(イ・チャニョン)の多額の借金の取立てがマンスを苦しめ次第に病んでいったのだという。マンスは病院には自分の話を信じる仲間と看護婦のスギョンのいる生活で満ち足りていた。一方、介護するスギョンは恋人に捨てられ、末期がんの父の介護と治療による膨大な治療費で疲れていたが、病院費にしなさいと1千万ウォンの小切手を差し出すマンスに心が救われていたが…。

『私は幸せです』は、9月30日10時に東京・新宿ピカデリー、名古屋・ミッドランドスクエアシネマ、大阪・なんばパークスシネマにて1度だけ上映される。チケットはローソンチケット(http://l-tike.com/)にて発売中。

ヒョンビンジャパンオフィシャルファンクラブ:http://www.hyunbin.co.jp/