2012年9月4日
ソ・ジソブ×『サイン』スタッフによるサイバー・サスペンス『ユリョン＜幽霊＞』（仮）

『カインとアベル』『ロードナンバーワン』などで力強い男の姿を見せてきたトップ俳優のソ・ジソブが選んだ最新作が『ユリョン＜幽霊＞』だ。

サイバー捜査隊のカン・ウヒョン（ソ・ジソブ）とユ・カンミ（イ・ヨニ）は、モニターの裏に隠れた幽霊のような謎のハッカー、ハデスを追跡。その途中で、女優シン・ヒョジョン（イ・ソム）の自殺を目撃することになった。ただシン・ヒョジョンは、自殺でなく他殺だと知らされたことからさらに捜査が難航していく…。

ツイッターやブログなどSNS（ソーシャル・ネットワーキング・サービス）で人間関係を維持する時代。サイバーコミュニティーは現実世界を脅かしている現代ならではの緊迫のサイバー・サスペンスドラマだ。
ソ・ジソブ演じるウヒョンは、冷淡で人間味がなく、融通も利かないがそれが仕事の完ぺきさにつながっているという男。そんな彼が唯一心を許している、警察大のときの親友で、現在はトゥルーストーリー新聞社の代表パク・ギヨン役はチェ・ダニエル。ヒロインのサイバー捜査隊の美人警衛ユ・ガンミ役はイ・ヨニが務める。そのほか、オム・ギジュン、クォン・ヘヒョら実力派俳優から、フレッシュなG.O（MBLAQ）、イム・ギジュらが出演。脚本は『サイン』のキム・ウニ、演出は『サイン』『カインとアベル』などのキム・ヒョンシク。国立科学捜査研究所を素材にサスペンスドラマ旋風を巻き起こした『サイン』コンビで、演出とソ・ジソブは『カインとアベル』で息を合わせた関係だ。

韓国で8月に放送を終えたばかりの『ユリョン＜幽霊＞』は日本では11月から初放送（KNTV）も決定しており、ソ・ジソブファンならずとも興味深い作品だ。