ドラマ情報

2012年8月14日
『太陽を抱く月』主演キム・スヒョン「自分の壁を破ることができた」

『ドリームハイ』で脚光を浴び、続いて主演した『太陽を抱く月』の大ヒットで、人気とともにその実力認められた若手俳優キム・スヒョン。『太陽を抱く月』が8月18日より日本初放送(KNTV)されるにあたりプロモーション来日したキム・スヒョンにインタビューした。

キム・スヒョンは、同作の台本をもらったときの気持ちを「興奮した」と言い、「この作品に出会ったことで、自分の能力よりも、もっと高いところに目標を持つことになり、自分の壁を破ることができたと思う。本当にいい作品に出会えた」と語った。
結果、大ヒットとなったが、「演技の面では、ドラマを終えてまた臆病になってしまったようだ」とし、その理由を「自分が限界、壁にぶちあたっていることをいろいろ感じたし、準備している段階で、宿題もたくさんあり、内面的に臆病になったり、注意深くなった」と明かした。
このドラマはラブストーリーが主軸となるが、相手役のハン・ガインは年上の女優。気後れすることはなかったのだろうか。「初撮影の時から、距離的に近く演じなければならなかったので、最初はちょっとぎこちなかった。お互いに人見知りで(笑)。でも、だんだん気持ちも楽になって、キスシーンなどもだんだん楽しむことができるようになって…ラブシーンでの年上年下はまったく気になりません!(笑)」。

劇中ではライバルとなるヤンミョン役チョン・イル、護衛武者ウン役のソン・ジェリムとの親しい様子が現場で見られたが、「時間があれば3人でご飯を食べていた。厳密にいえば、チョン・ウンピョ先輩(ヒョンソン役)と4人だった。残念なのはそこに女優さんがいなかったこと(笑)。時間があればいつも4人でコントをやって遊んでいて、そういう姿をスタッフも見ていて、雰囲気がよりよくなったんじゃないかと思う。そのときのエネルギーがすごくて、それで乗り切れたかと(笑)。とてもいい人たちに出会えた」と楽しそうに語ったキム・スヒョン。童顔で、いたずらっ子のようでもあるが、俳優として先を見据える目線はしっかり大人だ。「自分が目標としているのは『信頼される俳優』になること。キム・スヒョンが出る、それは気になるな、見てみよう、そんなふうに言われる俳優になりたいです」。これからの成長がますます楽しみになった。