2008年11月26日
パク・シニャン、ムン・グニョンの『風の絵師』ＫＮＴＶにて12月先行放送決定！

パク・シニャン(『パリの恋人』『銭の戦争』)、ムン・グニョン（『秋の童話』）主演で朝鮮時代後期の名画家キム・ホンドとシン・ユンボクの"生涯"と"愛"を描くSBSドラマ『風の絵師』。韓国で好評放送中だが早くも12月に日本で放送されることになった。
キム・ホンドとシン・ユンボクは実在の朝鮮時代の著名な画家。２人の活躍した18世紀は、安定した社会を基盤に、文化が最も華麗に花開いた時代だ。自身も優れた画家であった正祖の積極的な文芸復興と、改革の風に後押しされ、前近代から近代へと移り変わるエネルギーに満ちたその時代に生きた、“記録された者”＝キム･ホンドと“記録されなかった者”＝シン･ユンボクが絵の世界を通じて繰り広げる、イ・ジョンミョンの歴史小説を原作とした新しいタイプの時代劇だ。
同ドラマは、ムン・グニョンが「男装」で登場することも話題になった。また、パク・シニャンが初の時代劇挑戦というのも注目された点。パク・シニャンは制作発表で、数カ月間絵の勉強をしたが才能がない、としながらも「非常に独特なドラマになりそう。事件の中心には常に絵があり、絵によってすべてが解決する。愛も絵を通じて伝わる」と役への深い造詣をのぞかせた。
ムン・グニョンは「段々、男になっていくようだ」と笑いを誘った後、「シン・ユンボクは単なる男装の女性でなく、男として人生を生きた人。監督からもわざとらしい男演技をしないように言われた」と話し、この役をやることで初めてシン・ユンボクの素晴らしさを知ったという。
実在する絵画にまつわるエピソードも見どころの『風の絵師』はスカパー！などのKNTVで12月12日（金）夜7時40分～9時に第１話が先行放送される。