映画情報

2011年3月14日
2010年の韓国大ヒットコメディ『ミス・ギャングスター』が4月に日本公開

2010年の韓国大ヒットコメディ『ミス・ギャングスター』が4月に日本公開

平均年齢65歳のおばちゃん3人組が、銀行強盗に奪われた夢のハワイ旅行資金を取り戻すために、銀行を襲うという痛快無比なエンターテインメント作品『ミス・ギャングスター』(配給:エスピーオー)が、2011年4月9日、シネマート新宿ほかにて日本公開することが決定した。
主演の強烈なおばちゃんを演じるのは、映画『ハーモニー心をつなぐ歌』のナ・ムニ、『裸足のキボン』のキム・スミ、ドラマ『家族の誕生』のキム・ヘオクといった韓国映画、ドラマ界には欠かせないベテラン女優たち。
大女優たちが繰り広げる笑いや泣きはもちろん、オートバイ3人乗りでの疾走など、随所に身体を張ったアクションまで披露し、年齢をまったく感じさせない圧倒的な存在感を示している。
そんな3人に強盗指南するのは、俳優、歌手とマルチに活躍する『セックス イズ ゼロ』のイム・チャンジョン。演出には、大ヒット作『花嫁はギャングスター』の脚本も手掛け、本作が劇場長編2作目となる新鋭カン・ヒョジン監督。
この作品ではおばちゃんの銀行強盗というコミカルなシチュエーションだけでなく、行き場のない老人という現実の社会問題も描いており、『アリス・イン・ワンダーランド』『シャッターアイランド』『グリーン・ゾーン』『泰丹の戦い』などハリウッド大作が続々と公開される中、韓国で120万人以上を動員する大ヒットを記録し、幅広い観客の支持を集めた。ドイツ映画『ヤンババ!ばばぁ強盗団がやって来る!』をモチーフに、韓国おばちゃんパワーを加え、スケールアップを図った本作は、ハリウッドからリメークのオファーまで殺到するといった話題作となった。
ジョンジャ(ナ・ムニ)、ヨンヒ(キム・スミ)、シンジャ(キム・ヘオク)は還暦を過ぎたおばちゃん3人組だが、ひとつの大きな目標を持っていた。それは3人でのハワイ旅行。手段はどうであれ、長い年月を費やしてやっと目標金額にたどり着いたのだが、旅行費用を振り込み中、銀行強盗にお金を奪われてしまう。しかも銀行の補償は無い。怒りに震えた3人は、自らの手でお金を取り戻そうとするのだが、その手段は何と銀行強盗だった…。