映画情報

2011年1月11日
映画『黄海』、韓国での公開初日で観客動員数10万人以上、その1週目週末には100万人を突破!

映画『黄海』、韓国での公開初日で観客動員数10万人以上、その1週目週末には100万人を突破!

映画『黄海』は、2008年にメガヒットとなった『チェイサー』主演のハ・ジョンウ、キム・ユンソク、ナ・ホンジン監督がふたたびタッグを組んだ意欲作であり、制作前から話題を呼んだ作品。12月22日の韓国公開初日では同時公開のライバル作を抑えて、観客動員数10万人以上を記録し、公開1週目の週末には100万人を突破する勢いをみせた。
映画『黄海』は、巨額の借金により殺人請負を依頼されて韓国に密航した男と、彼を追い掛ける密入国ブローカーとの、手に汗握る追撃戦のストーリー。
中国・延辺でタクシードライバーをしている朝鮮族(中国系韓国人)のグナム(ハ・ジョンウ)が借金返済のため、朝鮮族の殺し屋ミョンガ(キム・ユンソク)から殺人依頼を引き受けて韓国にやってくる。グナムは殺人の機会を伺いながら、韓国に出稼ぎに出た妻の行方を追うが、状況がこじれ追われる身となるのだった…。
昨年の11月23日、韓国ソウル市内で開かれた制作報告会で、主演のハ・ジョンウは長期撮影の苦労を韓国の「兵役」に例え、「(韓国)男性は除隊後に、また軍に入隊する夢を見ることがあるというが、再びクランクインした夢を見て冷や汗をかいた」と話し、取材陣の笑いを誘ったという。また、映画の撮影が開始される3カ月前から朝鮮族と生活し、延辺なまりを自分のものにしたり、1日4時間ずつ麻雀を学んだりと、役作りにもこだわりをみせた。ナ・ホンジン監督をはじめスタッフ陣も、10カ月間にわたり韓国と中国を行き来しながら撮影を敢行し、総制作費100億ウォン(7億2500万円)を上回る大作を作り上げた。ハ・ジュンウとキム・ユンソクの『チェイサー』以上の激烈な演技バトルが繰り広げられている。