
はじめてのクラシック2014 炎のマエストロ 小林研一郎~指揮者が名演奏を創り上げるまで~
番組概要
日本の子どもたちに、“本物”のクラシック音楽と出会う機会を与えたい―。




作曲家・三枝成彰氏が企画したコンサート「はじめてのクラシック」。一流の指揮者、オーケストラ、音楽施設で奏でられる“本物”の音楽にふれることで、来場した中学生・高校生に、クラシック音楽を好きになってほしいという思いで2007年から続けられ、8回目の開催を迎えました。
今年は場所をかえ、サントリーホールで開催。コンサート当日の模様に加え、事前リハーサルの様子や、指揮者の素顔に迫るインタビューなど、独自取材を盛り込み、迫力の5.1サラウンドでお届けします。
放送内容
今回のコンサートでは、「指揮者のお仕事ってなぁに」をテーマに掲げ、指揮者の役割や、
どのように曲を作り上げているのか、を紹介。ブラームス「ハンガリー舞曲第5番」では、演奏会
当日にオーケストラに楽譜を渡し、「リハーサルなし・指揮者なし」での演奏に挑戦します。
楽団のみで冒頭を弾いてもらったところで、今度は指揮者が入り、それぞれのパートに指示を出し、
曲を仕上げていきます。この公開リハーサルを経て、いよいよ本番を迎えます。
「指揮者なし」での演奏と、指示を受けてからの「指揮者あり」での演奏。いったいどれだけ違い
が出るのでしょうか?


番組ではさらに、事前に行われたリハーサルにも潜入!楽団員のナマの声を紹介しつつ、
“炎のマエストロ”の愛称で知られる指揮者・小林研一郎の素顔に迫ります。


■出演者:三枝成彰、小林研一郎、東京交響楽団ほか
曲目
ブラームス「ハンガリー舞曲第5番」 ※ホールでの公開リハーサルもあわせて紹介
ベートーヴェン「交響曲第7番 イ長調 op.92」
チャイコフスキー「交響曲第4番 ヘ短調 op.36」
※2014年7月23日 サントリーホールでの公演を収録