大和田獏のぐるり台湾!鉄道絶景旅 知られざる鉄道遺産を求めて
台湾鉄道史
台湾の最新鉄道事情とは!?
2007年開業の高速鉄道、最新車両700T型。
最高速度300km/h、台北駅から左営駅(高雄市)までを最速約1時間30分で結ぶこの新幹線は、建設プロジェクト開始当初、欧米型が検討されていた。しかし、1999年に台湾で発生した大地震により状況は一変。地理的に台湾と似ていて、地震に対する対策が万全な日本の新幹線に関心が高まり、日本の新幹線技術が投入された。
台北の都市鉄道MRT
都市部の渋滞緩和を目的として1996年に作られた新都市交通システム。三菱、川崎重工など、日本製の車両が多い。 台北市内を移動するのに大変便利な交通手段で、現在も台北市内で路線を建設中。 今後10年以内で台北市と周辺都市のほぼ全域で鉄道ネットワークが完成することになるという。