大和田獏のぐるり台湾!鉄道絶景旅 知られざる鉄道遺産を求めて

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台湾鉄道史

空白の時代

終戦を迎えて統治時代が終わると、鉄道開発は空白の時代を迎える。線路がない北東部を結ぶ北廻線が完成するのは、終戦から実に35年後の1980年のこと。現在ここを走る最新列車「太魯閣号」は、やはり日本製。JR九州の特急列車をベースに日立が製造し、2006年から導入された振り子式車両で、日本の鉄道においては特急に相当する「自強号」の名称である。
その後、最後の空白地域である南東の南廻線が1991年に開通して、台湾をぐるりと一周する鉄道網がようやく完成した。