にほん風景遺産

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にほん風景遺産スペシャル 日本の夏…"涼"のある風景

厳しい暑さが続く今日この頃。
「にほん風景遺産」では風景案内人・加藤千洋氏(同志社大学教授/元朝日新聞編集員)が3年半にわたり日本各地の風景を旅してきました。
今回のスペシャルでは、これまで訪ねてきた各地の様々な水辺の"涼"のある風景を一挙紹介します。
世界遺産・知床半島ではオホーツク海の多様な生き物の姿や、緑豊かな原生林に囲まれた知床五湖では神秘的な風景。秋田県鳥海山の麓に広がる獅子ヶ鼻湿原。ブナの木が生い茂る森には「出壺」と呼ばれる伏流水が湧き出す場所があります。ここでは日本でも貴重な「鳥海マリモ」が育まれています。山形県の水量豊かな最上川と、福島県会津地方を流れる只見川ではしばしば幻想的な川霧を見ることが出来ます。
四季折々美しい風景を見せてくれる清流四万十川は、大地を潤し多くの生き物を育む四国第2の大河です。他にも水の森屋久島の白谷白雲峡や千尋の滝、大川の滝。水郷と呼ばれる大分県日田市の三隈川での鵜飼い漁の様子。九州最大の川である筑後川は水田を潤す水上交通の要所だった水車の風景。阿蘇では「水基」と呼ばれる清冽な伏流水が旅人をもてなす町の様子。暴れ川として恐れられている黒部川ではトロッコ電車に乗って水辺の風景を紹介します。