にほん風景遺産

【2012年10月23日（火）放送】　
福岡・八女　手仕事の里をゆく

福岡県南部に位置し、奥八女の峰々を水源とする矢部川。 矢部川を中心とした町には個性豊かな伝統と風土が残っています。 また昔から八女茶、水車を使った線香作りなど自然を活かした「ものづくり」の伝統を受け継ぎ、生活する人々がいます。

今回、風景案内人・加藤千洋さんは矢部川沿いに広がる懐かしい風景を訪ねます。 矢部川上流に位置する八女市には１３００年の歴史があると言われる八女津媛神社や最高級本玉露・八女茶が。そして八女市星野村は星空が綺麗な村として有名で、村の代表的な景観として日本棚田百選にも選ばれている美しい棚田があります。 2012年7月、北部九州豪雨で星野村は甚大な被害を受けてしまい、茶畑や棚田は壊滅状態になってしまいました。

八女茶発祥の地である黒木町でも町指定有形文化財である南仙橋が決壊してしまいました。
これまで人々が守ってきた伝統や豊かな風景は水害の影響を受け、消え行こうとしています。
今回加藤さんは、出来る限り元の状態に戻そうと必死に頑張り、伝統を守り続けようとしている町の人々と出会い、その様子を紹介します。

	宝印　薄板マナ板工場 TEL：0943-52-3349
	星野焼　源太窯 TEL：0943-52-2188
	馬場水車 TEL：0943-574-3586
	太郎五郎久家茶園 TEL：0943-42-4315
	八女灯籠人形（八女市教育委員会） TEL：0943-26-1982