にほん風景遺産
バックナンバー
オホーツク回廊 世界遺産知床大自然の旅
オホーツク海の北東方向に突き出す知床半島。手つかずの自然がたくさん残っています。
2005年7月に世界遺産に登録された知床半島は山・森・海がひと続きになった原生的な自然の回廊です。この地にはたくさんの動植物が生命を繋いでいます。
今回、風景案内人・加藤千洋さんは流氷が押し寄せる極寒の3月と緑豊かな風景広がる6月の二度に渡って知床半島を訪ねます。
厳しい寒さの中、流氷観光砕氷船「おーろら」に乗り、流氷を体感します。そして流氷ウォッチャーの菊池さんに話を伺います。日本で最も海に近い駅・北浜駅からノロッコ号に乗り込み、車窓から見る流氷の風景を楽しみます。また雪上車で雪山を登り、厳しい寒さならではの神秘的な絶景を堪能します。ウトロ漁港では54年間知床で漁師を続けている大瀬さんと出会い、漁や知床の動物たちの生命について話を伺います。
加藤さんは6月に緑豊かな風景が広がる知床を再訪します。知床の森を案内してもらいながら野生の動物たちの痕跡を辿ります。次に訪れたのがヒグマの生息地である知床五湖で知床連山が湖面に映る絶景を楽しみました。ウトロ漁港では再び大瀬さんの船に乗って番屋を案内してもらいました。大瀬さん達漁師はこの辺りをテリトリーとしているヒグマと共存しています。加藤さんが訪ねた時もすぐ目の前をヒグマが散歩していました。
ヒグマや流氷、原生林など大自然が広がる知床。美しい風景と雄大な自然と向き合い暮らしている人々の暮らしを紹介します。
網走流氷観光砕氷船 おーろら 1月下旬~3月末TEL:0152-43-6000 |
|
流氷ノロッコ号 TEL:0152-43-2362 |
|
北浜駅 停車場 TEL:0152-46-2410 |
|
知床ネイチャーオフィス TEL:0152-22-5041 |
|
知床ネイチャークルーズ TEL:0153-87-4001 |