にほん風景遺産

浜名湖周遊紀行～恵みと歴史を訪ねて～

静岡県西部に位置する浜名湖。1498年に起きた大地震と津波によって地形が崩壊し、海水が流れ込む汽水湖となり、豊富な魚介類が捕れる特色ある湖となりました。
今回、風景案内人・加藤千洋さんは夏と冬2回にわたり、浜名湖周辺を訪れました。

江戸時代に宿場町として栄えた舞阪では名物のシラス干しを味わいます。かつて厳しい関所として知られていた新居には３００年以上も続く奇祭「手筒花火」があります。加藤さんは手筒花火保存会の長老たちに話を伺い、工場では花火作りに立ち会い、実際に「手筒花火」を訪れます。
冬の浜名湖はとても実り豊かな時期です。加藤さんは収穫の時期を迎えている牡蠣漁のほかにも海苔の養殖所や三ケ日みかん農場を訪ね、浜名湖の恩恵を受けて暮らしている地元の人達に触れます。

	丸三　堀江三郎商店 TEL：053-592-0465
	舞坂宿　脇本陣 TEL：053-596-3715
	新居関所 TEL：053-594-3615
	遠州新居手筒花火保存会 毎年７月第４金曜日・土曜日開催 TEL：053-594-1111