にほん風景遺産

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瀬戸内 その恵みと祈り ~大崎下島・豊島~

広島県呉市沖の芸予諸島を貫く「とびしま街道」。その東端に、大崎下島と豊島はあります。
今回、風景案内人・加藤千洋さんは瀬戸内海の季節に寄り添う島の暮らしに触れるため、 晩夏と初冬の二度にわたって大崎下島と豊島を訪れました。
大崎・下島は一周26キロ、およそ2800人が暮らす島です。
かつては風待ち、潮待ちの港として栄華を極めた大崎下島の「御手洗」。この街では今でも歴史ある街並が人々の生活と共に生きています。
大崎下島の西に浮かぶ豊島。ここは海の恵みに支えられ、延縄漁や一本釣り漁で名を馳せた島です。船に所帯道具を持ち込み、全国を旅しながら漁をしている「家船(えぶね)」と呼ばれる漁師達がいます。9月、家船漁師や島外に出た人々が集まる室原神社の秋祭りとえびす神社の大漁祈願の祭りがあります。加藤さんの旅はこの祭りから始まりました。
そして12月。広島県一の出荷量を誇る一大ブランド・大長みかんの産地、大崎下島大長地区で、加藤さんはみかんの収穫時に農家を訪問し、収穫に立ち会いつつみかん農家の苦労話を伺います。今でも島特有の暮らしや文化が受け継がれている大崎下島と豊島を紹介します。

呉市豊町観光協会(潮待ち館)

TEL:0823-67-2278