にほん風景遺産
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奄美・森と海の民~田中一村の愛した風景~
今回は、鹿児島から南へ380キロ。山が島の8割以上を覆い、海近くまで迫る奄美大島。世界有数のサンゴの海、そして高温多雨の亜熱帯の気候が森を育て、奄美固有の生き物たちが住んでいる。
まず、風景案内人の加藤千洋は、以前から興味のあった奄美を描いた日本画家・田中一村の記念館を訪ねた。田中一村は中央画壇との関係を断ち、全てを捨て50歳で奄美に移り住んだ。その後はつむぎ工場で働き、貧しい生活の中、ひたすら奄美の森と海の自然を描き、無名のまま亡くなった。彼が見た"奄美の風景"とは?
また、奄美唯一の水田地帯・龍郷町(たつごうちょう)。毎年9月に行われる、五穀豊穣を祈る節句の祭りを紹介。豊作を願う男たちの熱い祈りに圧倒される。
田中一村記念美術館 鹿児島県奄美市笠利町節田1834TEL:0997-55-2635 |
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奄美郷土家庭料理 かずみ 鹿児島県奄美大島名瀬市末広町15-16TEL:0997-52-5414 |
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奄美黒糖焼酎 町田酒造 鹿児島県大島郡龍郷町大勝3321TEL:0997-62-5011 |
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本場奄美大島紬泥染公園 鹿児島県奄美市名瀬伊津部勝字成田727TEL:0997-54-9088 |