今回の主役であるシトロエンC3には、予想した以上の“何か”を感じさせられる。半年前にすっかり魅せられてしまったC4カクタスというクルマ(現時点では“完売”とのことで、いまは日本では買えない)の格別な個性が生かされていることに加えて、PSA(プジョー・シトロエン・グループ)というメーカーに近年フランス政府と中国メーカーの資本が投入されている事実のふたつが"次なる時代”の始まりを予感させるからだろう。今回は、C3の“いとこ”であるプジョー208とDS3のオープンモデルも用意して、3台それぞれの個性を明確にしてみることにする。
登場車種:
PEUGEOT 208 Allure
CITROEN C3 SHINE
DS 3 CABIRO INES DE LA FRESSANGE