120年もの長い歴史を誇るメルセデス(現在の社名は“ダイムラーAG”)のすごいところは、当初のベンツとダイムラー(メルセデス)という2人のパイオニアそれぞれが信念にもとづくクルマを作り始めて1926年に合併(90年も前のことだ)して以来、2度の敗戦のときを除けば、常に“王道”を歩んできたことだ。そこから送り出されたクルマたちは、それぞれのクラスで絶えず目標とされる存在であり、価格は決して安くなくとも、信頼と満足、そしてメーカーの利益は確実にそれを上回ってきたのだ。
それらの中でも、やはり中核は“Eクラス”。SとCの刷新から間を置いて、今度はそのEが生まれ変わった。一体、どうなったのか?
登場車種:Mercedes-Benz E 200 Avantgarde Sports