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ストーリー
【2016年7月24日放送】 #1543
日本初のサーキット「たまがわ」太平洋戦争以前のエピソード
ようやく、ほとんど語られてこなかった日本初のサーキット“多摩川スピードウェイ”の特集ができることになった。 ちょうど80年も前の昭和11年に第1回のレースが行なわれたそのレース場は、東京田園調布の対岸、丸子橋を渡ったすぐ右手の河川敷にあって、そこには信じられないほどすごいクルマと、日本のダットサンとオオタ号(他の日本車はまだなかった)が集結して、驚くほど多くの観客を魅了したのだ。
今回は、川崎の“市民ミュージアム”でその展示会が開かれるのを機に、第1回レースの勝者であるオオタ号制作者の孫にあたる太田邦博さんをお招きして、80年前の夢のような出来事に想いを馳せることにする。