カーグラフィックTV
ストーリー
【2016年7月3日放送】 #1540
メモワール シェルビーミーティング
かつて60年代半ばから80年代後半まで、ゼロ400メートル加速で12秒台の速さを示すことができた市販車は、イギリスのACが作った小さなオープンボディにアメリカのシェルビーが仕立てた7.0V8を押し込んだコブラ427だけだった。それはまさに大排量V8の究極であり、キャロル・シェルビーという人物を神格化するに充分なものだった。
ところでエコの時代のいまは、大きなV12やV8のエンジンにはいくらも余命が残されていないムード。そう考えたら、無性にそんな大パワーV8がなつかしくなった。幸いこの番組には、アメリカで1990年に開かれた第15回シェルビーミーティングの貴重な記録がある。お見逃しなく。
登場車種:SHELBY COBRA427,FORD GT40 MkⅢ 他