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【2016年5月1日放送】　#1531
メモワール　フェラーリ

フェラーリと言えば12気筒のイメージは、1948年の第1号車（2.0の166インテル）以来ずっと続いているが、実際にレースで大成功を収めたり、市販車で屋台骨となってきたクルマの多くは、4気筒やV6あるいはV8の、12気筒以外のエンジンであったのも事実である。
そんな中、1970年代半ば以来連綿と続いてきたV8は、2009年、ついに“究極”のレベルに達した。458イタリアと命名されたそのクルマは当時、ライバルたちの野心を打ち砕いてしまうほどの高みに到達していたのだ。
これは、次世代のターボモデル“488”を迎える直前の、いわば“予習”としてごらんいただきたい。

登場車種：Ferrari 458 Italia