カーグラフィックTV
ストーリー
【2014年6月18日放送】 #1435
究極の超高性能クーペ
ロールス・ロイスとベントレー
名門中の名門とされるメーカーにも、実は数奇な運命があるものだ。
「ロールス・ロイス」の場合、1970年末には航空エンジン部門が国有化され、80年には自動車部門がヴィッカースに買収されていたのだ。
「ベントレー」の方はさらに悲惨で、創立からわずか12年目の1931年に、当時まだ順調だった「ロールス・ロイス」に吸収されてしまったのである。
…でもそれも昔の話。いまはBMWグループの一員である。「ロールス・ロイス」とVWグループの「ベントレー」の両者はともに、往年の勢いを上回るような活気を見せているのだ。
で、今回のテーマは、ロールスとベントレーそれぞれの最高性能版である。
"レイス"と"スピード"の2台。まったく予想がつかないゼイタクの極みである。
登場車種:Rolls-Royce Wraith、Bentley Continental GT Speed