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ストーリー

4/2(金)の放送
#1218 「ジュネーブショーの光明」

FERRARI 599 HY-KERS

日本の大正時代、1924年から始まったジュネーブショーはこの2010年で記念すべき80回目を迎えた。 そして、混迷の自動車界が一気に明るくなるようなショーが展開された。 意表をつくようなハイブリッド・フェラーリのプロトタイプは市販が早くて2014年といわれていて、現実的ではないが、後方に電気モーターを搭載し、フロアパン下に非常に薄い電池を使って重心を下げる配慮をしているところなんかもフェラーリらしい。

TATA nano EV

こちらはインドのタタ。 安いクルマからスタートしたのだが、段々変化して、ついにEVになった。 なんだかカタチはアイ・ムーブに似ているが、中身についての詳細は不明。 インドにおいてもEVというものへの需要があるのかというと疑問だが、ナノ・ヨーロッパが前回のジュネーブショーで出ていることから、ヨーロッパで売りたいというのが、タタにはあるようだ。 そういう戦略から今回EVを出したのも、それが最大の理由だろう。

CITROEN Survolt

注目はコンセプトカーたちであって、これはちょっと派手だが、電気自動車で、まだ、売るとかいったものではないのであるが、未来の電気自動車がこうだったら楽しくないかという提案なんだそうだ。 色遣いが丁度ピンクなんか入っているところでわかるように、これ女性向けなんだそうだ。 テーマとしては、こういうような女性向けという解釈があるんだというところが、日本の感覚から言うと、驚いてしまうのが、正直なところだ。