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ストーリー

4/3(火)の放送
ジュネーブ・07'(前編)

PEUGEOT 207SW Outdoor

今回は、お待ちかねのジュネーブショー。国際空港すぐ隣のパレクスポ会場は、冬のスイスとは思えぬほど、少しもは寒くなかった。そして、ショーは、まさにニューモデルラッシュ。各メーカー、こんなに車種を増やして大丈夫なのかと、つい心配になってしまうほどなのだ。まずは、注目のプジョーのコンセプトカー207SWアウトドア。車高が高く、アウトドアやオフロードでも活躍しそうなアクティブなクルマだ。前後アンダーガードや、フロントバンパースポイラーなどが装着。たぶん量産化されるだろう。

AUDI A5 3.2quattro

これはA4のクーペバージョン。現状のA4ではなく次のA4のクーペが使われていると言われていて、AUDIはそれを否定も肯定もしていない。インテリアはどちらかというと、A6を使っていてメーター周辺は確実に新しいものとなっている。このクルマも和田さんのデザインで、機能重視というかドイツのクーペらしく、緻密さと冷たさがある。よく見ると、フロントが短く見えるが、AUDIは昔からフロントのトラクションを稼ぐ為にエンジンを鼻面に載せて、縦置きにしているが、内側に入れたことが話題となっている。

MERCEDES-BENZ C-CLASS

これは事前に随分写真が出回っていたが、デトロイト・ショーには出展されなかった。驚くほど進歩していて、特にステアリングのフィールおよび応答性は別物のように良くなっている。直進の安定性よりもカーブを重視していて、クルマの機能そのものは全体的に底上げされているが、ちょっとスポーティ方向というか、BMWの3シリーズ・コンプレックスが強いという面で、もしかしたら異議を唱える人がいるかもしれない。それはインフィニティとかレクサスなども意識せざるをえなかった結果だろう。