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ストーリー

9/26(火)の放送
児玉英雄の世界

元オペル・エグゼクティブデザイナー 児玉英雄

あなたは、クルマのカタチ、あるいはそれを2次元の世界で表現するスケッチやレンダリングについて、どのくらい関心をお持ちだろうか。そして、この世界では知らぬ者のない「世界のコダマ」ことわれらの児玉英雄さんのことをご存知だろうか。今回テレビで初めてご紹介できることになった児玉さんは、遠く1960年代半ばに旧西ドイツに渡って以来、オペルに在ってヨーロッパGMのスタイリングを確立させてきた方なのである。

トゥールズアカデミーセミナー

今回、児玉さんをご紹介できることになったのは、画材の分野で知らぬ人のないトゥールズが、恒例のセミナーに初めて児玉さんを講師として招くことになったおかげである。日本の自動車メーカーのデザイナーや、その道を目指す美大の学生たちにとって、これほどの機会はめったにないだろう。児玉さん自らが絵の描き方について語ってくれることになった。これは、世界でも初めてのことらしいのだ。

六本木のアクシスギャラリー

会場に用意された児玉さんのすばらしい絵の数々。世界的なカーデザイナー・児玉英雄は、仕事を離れれば、驚くほど絵のうまい「永遠のクルマ好き少年」なのである。オペルを軸とするGMヨーロッパの個性をつくりあげ、また、ひとりの「永遠のクルマ好き少年」として生きる児玉英雄には、やはり、これまで一度も見たことのない、児玉さんだけの世界があったのだ。