世界で最も美しい書店

世界で最も美しい書店

番組概要

はるか昔から、書店は「本を売る」場所だった。
しかし、世界にはそれだけではないユニークな書店がたくさんある。

本を買おうと訪れた客が驚くほど個性的な書店たちの共通点。それは、街の暮らしにとけ込み、地元の人々から愛されていること。そして、人をひきつける何かがあること。
街にとって、そこに暮らす人々にとって、書店とは何なのだろうか?

世界各地の魅力的な書店を訪ね、街と書店の幸せな関係を見つめる。電子書籍をはじめ、新しいテクノロジーの登場で大きな変革期に差しかかっている「本」。
あらためて、書店の存在意義について考えてみたい。

放送内容

2012年2月、アメリカの人気ウェブサイト「Flavorwire.com」は「世界で最も美しい書店」を発表した。世界中の書店から選ばれた、20店。その中には日本の書店も!

Flavorwire.comは「世界で最も美しい書店」を選定・紹介した理由として、『実体を持つ書店は、コミュニティーの中心になれるばかりでなく、見て回り、探求する場を提供できる』と述べ、書店の重要性を見くびってはならないと訴えている。
インターネットで本を買うことが当たり前になり、書店の閉店が相次ぐ昨今。
依然として、訪れる価値のある書店は数多く存在するのだ。 番組では「世界で最も美しい書店」20店の中から、4つの個性的な書店を紹介。
人と街と書店の幸せな関係を見つめる。経営者や店員、常連客に話を聞き、街に書店があることの意味を考える。また、イベントの企画やカフェなど、本を売ること以外の取り組みを紹介し、これからの書店のあり方を探っていく。