be ON AIR!

11/4(日)の放送
長峯正彦(長峰商店三代目)
築地で70年近く続く老舗の八百屋「長峰商店」。店内には普段、あまり見かけない野菜が色鮮やかに並び、店の常連には一流ホテルや老舗料亭の店主が顔をそろえる。その野菜を日本の伝統料理である懐石という形に昇華させたのが、長峰商店の未来の三代目、長峯正彦さん。
店の商品を使って銀座にオープンした野菜懐石の店は、野菜本来の味が評判になった。しかし、その活況の裏には「八百屋がやる懐石なのに野菜が少ない」との言葉に悩み、開店一ヶ月での閉店といった苦労が隠されている。野菜が何故その形なのか、何故その色なのかを考え、個性の強い野菜を理解することが大切だという野菜の達人が見るその世界とは。野菜にかけた男の半生に迫る。
11/11(日)の放送
be ON AIR!スペシャル

今週は、「be ON AIR!スペシャル」
これまでに放送した人の中から漫画家の楳図かずおさんと、居酒屋始め農業・教育・介護・環境など様々なビジネス分野に進出しているワタミ社長の渡邉美樹さんをスタジオに招いて、徹底トーク。

楳図さんは60歳過ぎて語学の勉強を始めたり、71歳でライブ活動をしたり、漫画家の枠に捉われないアクティブな人。

一方、渡邉社長は居酒屋チェーンから農業・環境・教育・介護など様々な分野のビジネスに挑戦し、会社の業績を伸ばしている。

二人とも、自分がこうしたいという夢を実現させてきた。
いかにして夢を実現させたのか、その秘密に迫ります。
11/18(日)の放送
佐倉住嘉(ボーズ社長)
飲食店などでよく見かける良質な音を出す小さくて、黒いスピーカー。発売以来200万個の大ヒットを記録したこのスピーカーを世に送り出したのがボーズ社長、佐倉住嘉さん。良い音は大きくて、重いスピーカーという暗黙の常識を覆したこの製品は当初、アメリカ本社に製品化を拒否された。しかし、売れると信じ、日本独自の製品として1982年に販売。日本での実績を旗印に、3年後にはアメリカ市場でも投入された。
「自分が欲しいし、面白いんじゃないのという。いわゆる当てずっぽう的な勘でやっちゃう。でも、勝てば官軍。」と語る佐倉さん。その直感は70歳を越える今も、直営店に出向き消費者目線で物事を考えることで育まれる。佐倉さんの成功へ導く経営手腕に迫る!
11/25(日)の放送
安達稔(クラスターテクノロジー社長)
電化製品の精密部品やバイオテクノロジー研究などにおいて、注目を集めているナノテクノロジー。社員数54人の中小企業ながら大胆な経営手腕で、ナノテク企業初の上場企業にまで成長させたのが、クラスターテクノロジー社長、安達稔さん。会社設立以来、ビデオやカメラの精密部品などを製造販売し、高い評価を得て、ある大手メーカーにおける部品のシェアでは約80%を占めるまでになった。
しかし、1999年、大手メーカーの相次ぐ海外移転により、売り上げが3分の1まで落ち込む。 そんな苦境に立たされた会社を救った安達さんの手腕とは?ナノテク業界のトップを走り続ける、安達さんの生き様に迫る。
12/2(日)の放送
堀淵清治(ビズメディア共同会長)
現在、アメリカのコミックス市場はこれまでにない活況を呈している。日本マンガの流入によって市場全体にバラエティ豊かな成長がもたらされ、英訳された日本マンガのヒット作は日常に溶け込み、異文化を感じさせない。こうした現象を生み出した立役者がビズメディア共同会長、堀淵清治さん。日本とアメリカのコミック市場の表現の違いといった問題に正面から取り組みコミック業界に一石を投じてヒット作を生み、アメリカのみならずヨーロッパでも日本マンガ市場を開拓・展開。さらに日本映画の配給・発信にも着手した。堀淵さんは日本のポップカルチャーで世界に“ラブ&ピース”を伝えたいという。走り続ける日本ポップカルチャー伝道師、堀淵清治さんの飽くなき情熱に 迫る。
12/9(日)の放送
川口克己(カリスマ模型士)
幅広い年代に人気のSFロボットアニメ「機動戦士ガンダム」。そのプラモデルに魅了され、一生ガンプラと付き合い続けるというのが、プラモデル界で伝説のモデラーとも呼ばれるカリスマ模型士のバンダイ・川口克己さんだ。
高校3年生のとき見たガンダムに魅了され、趣味でプラモデルを自作するまでの腕前を誇り、大学時代はバンダイの商品企画にも携わっていた。しかし、入社したバンダイでは川口さんが理想とするガンダムのプラモデルは、コストや製造技術の問題で全く受け入れられなかった。入社10年目に任された「大人のガンプラ」は30代のファンに向け企画。営業に反対されつつも理想とするガンプラを追究し、見事大ヒット。企画したマスターグレードシリーズは12年間に100作品以上、2100万個売上げている。 ガンプラに魅了された、川口さんのガンプラ愛に密着。
12/16(日)の放送
米良美一(カウンターテナー)
その美しい歌声は「天使の声」と賞賛され、多くのファンに感動を与え続けているカウンターテナー、米良美一さん。デビュー後、間もなく「もののけ姫」で大ヒットを記録し、クラシック界に旋風を巻き起こした米良さん。
そんな彼には「先天性骨形成不全症」という難病を抱え、同級生からのいじめを受けた壮絶な幼少期があった。
もののけ姫のヒット以降も、つらい過去に背を向けていた米良さん。しかしある曲との出会いが、彼を自らの運命と向き合えるようにさせる。 米良さんをつらい過去の呪縛から救ったその曲とは? 美しい歌声の裏に隠された壮絶な人生に迫る。