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11/5(日)の放送
小山 登美夫(小山登美夫ギャラリーオーナー)
今や海外の現代アートの競売で想像をはるかに越える高値がつくと云われる日本を代表する現代美術の作家、村上隆、奈良美智。この2人の作家を世界に発信したのが小山登美夫ギャラリーオーナーの小山登美夫さんだ。中学時代より現代美術に触れ、日本の若きアーティストと出会い、彼らを世界に向けてブレイクさせた。さらにアートの大衆化を狙って若者がカジュアルにアートを手に入れることができるマーケットを模索。若き才能ある作家を求めてアートフリーマーケットを歩き、若手アーティストに接してゆく。今年10周年を迎えた小山さんのギャラリーは今や海外の著名美術館、学芸員、コレクター、画商が集まる重要スポットとなっている。
気軽にアートが生活の中にある状況を作るべく、新しいマーケットを構想し続ける小山さんの情熱に迫る。
11/19(日)の放送
玉村 豊男(ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリーオーナー)
長野県東御市和(とうみしかのう)の 小高い丘に広がる小さな“楽園”、「ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー」。
ここをゼロから築き上げたオーナーが“暮らしの達人” こと玉村豊男さん。 ここにはワイン用のブドウや西洋野菜を作るおよそ1万坪の畑が広がり、採れた食材はそのままレストランで提供される。この空間に癒しを求め、訪れる人々は年間およそ5万人。玉村さんのテーマは「ライフスタイル」。 30年にわたるエッセイストとしての活躍もさることながら、料理、絵画、ワインづくりなどその趣味の範囲は実に多岐に及ぶ。そんな玉村さんが考える「暮らしの美学」とは?
11/26(日)の放送
大平 喜信(雪国まいたけ社長)
ユニークな歌詞で、幅広く消費者にアピールした雪国もやしのCM。その発想の原点は少年時代の極貧生活だった。山間の寒村で兼業農家をやっていた大平さんの生家は貧しく、友達が食べている魚肉ソーセージが買えず、涙を流しながら我慢したこともあったという。そのため大平社長は、『何故、人並みの生活ができないのか?大きくなったら一生懸命働いて、人並の生活できるようになりたい』と思った。
子供の頃に培われた不屈の精神力で、太もやし・まいたけの事業化に成功。雪国まいたけは業界シェアナンバーワンを獲得し、創業23年、売上高237億円を誇る。キノコ栽培で寒村の極貧を脱した、大平社長の人生に迫る!
12/10(日)の放送
樋口 武男(大和ハウス工業会長)
大和ハウス工業は創業者が一代で築き、プレハブ住宅の導入など、そのパイオニア精神により住宅産業界の一翼を担ってきた。そんな巨大企業も「大企業病」に陥り、かつての勢いは下降の一途。その会社を徹底した現場主義とスピード経営のモーレツ社長ぶりで救った男がいた。大和ハウス工業会長、樋口武男さんだ。
そのモーレツぶりは今も健在。なんと会長室のある15階まで階段を使って登ってゆく。創業100年には10兆円企業という創業者の言葉を受け継いだ今、その情熱は新しい事業の芽を探すことに注がれている。夢の実現に奔走してきた樋口さんの熱き人生に迫ります。
12/17(日)の放送
加藤 廣(作家)
ミステリー愛好家をもうならせた歴史小説、「信長の棺」、約28万部。天下人・豊臣秀吉の半生とその悲劇を重厚に描き出した『秀吉の枷』は15万部を突破。これらのベストセラー小説を世に送り出したのが、作家の加藤廣さん。御年76歳。去年、75歳にして小説家デビューを果たした「新人」だ。長年経済界の一線で活躍してきたが、小説家になることが子供の頃からの夢だった。加藤さんは今「読み捨てられないものを書く」という信念のもと、精力的に執筆活動に励んでいる。そんな加藤さんが歴史小説に込める美学に迫る。
12/24(日)の放送
古野 雅子(ソールワーク社長)
あでやかな菊やシックな菊。日本の伝統的な菊の花模様が黒地のワンピースを美しく彩る。そんな日本古来の美意識を活かした婦人服を発信する服飾ブランドがソールワーク。そのオーナーデザイナーが古野雅子さん。丹後ちりめんなどを採り入れたその斬新な洋服は宮崎あおいなど多数の芸能人や文化人からの支持を得て、10代から60代までの幅広いファン層を持つ。和の持つ伝統美を生活シーンに取り込むことで新しい洋服を創造し続ける。それは先人たちのモノ作りの精神、魂を引き継ぎたいと願う古野さんの強い気持ちのあらわれ。そんな古野さんの熱きソウルの秘密をひも解きます。