BBC地球伝説

  • トップページ
  • 歴史
  • 自然
  • 紀行
  • 文化

ストーリー

新・海底2万マイル 失われた艦隊

320年以上昔、フランスの軍艦13隻が座礁、沈没した魔の海域。救出されたフランス艦隊の司令官は、いつかここに戻ろうと現場付近の海図を作った。信ぴょう性を問われていた1枚の海図に導かれ、17世紀の失われた艦隊が現代に甦る! 古い海図から展開される、驚きと爽快感あふれる海洋ノンフィクション・アドベンチャー。

南米ベネズエラの沖合160km、珊瑚礁に囲まれたラス・アべス島。1678年ここでフランスの軍艦13隻が座礁し、沈没した。溺死者500人、命は助かったものの海軍司令官ジャン・デストレー以下1000人以上が島に取り残された。この艦隊は当時の貴重品、青銅の大砲を250門も積んでいたため、デストレーはいずれ遭難現場から引き揚げるべく、付近の海図を作ったという。
そして現代、デストレーの海図の原版は失われたものの複製がパリのフランス海軍博物館に保存されている。果たしてこの海図にどの程度の信ぴょう性があるのだろうか? 水中探検家バリー・クリフォードは海図は正確だと信じ、証明するためのプロジェクトを発足させる。そうそうたる海の専門家達が集められ、一行はついに巨大な錨を発見する。それはやがてたどりつく大砲250門の残骸への序章であった。