アーツ&クラフツ商会
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サンドブラストガラス
古き良き時代の熟練職人による“ものづくり”にフォーカスを当て、今と和えるライフスタイルを提案する番組第48回目は、「サンドブラストガラス」の世界へご案内します。細かな砂を利用し、ガラスに様々な模様を浮かび上がらせる、この技法。今では人気の工芸へと発展。番組では、その歴史や職人技に迫ります。
今回密着したのは、サンドブラストガラスを世界に広めたとされるガラス工芸職人に密着。使用するのは、何色もの色のガラスが重ね合わされた「色被せガラス」。職人の作業はまず、そのガラスに下絵となるスケッチを描くことから始まります。このスケッチは、ガラスにマスキングテープを貼り、その上に直接書き込んでいきます。そして細部にまで丁寧に描いたら、彫る部分のみを丁寧にカッターナイフでカット。絶妙な力加減が必要とされる作業です。そしていよいよ、サンドブラスト作業へと移ります。専用の機械を用いて砂を巧みに操りながら、1箇所ずつ丁寧に彫り進めていきます。徐々に、立体的な絵柄がガラスの表面に浮かび上がる様は必見。さらに高度な技法を用いて、グラデーションまでをも表現。そこには、職人の確かな技術が詰め込まれています。
今回はそんな「サンドブラストガラス」を使用した、贅沢なニュークラフツを番組で考案。リビングに飾っても、食卓で使っても素晴らしい、贅沢な逸品が登場します。