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伊賀くみひも

古き良き時代の熟練職人による手仕事の賜物である工芸品にフォーカスを当て、今と和えるライフスタイルを提案する番組第11回目は、着物の帯締めで知られる和装の要、組紐。今回は「伊賀くみひも」の世界へご案内します。
日本の歴史や美意識に深い関係がある組紐は、縄文土器や埴輪、武士、大衆、さらには忍者と、あらゆる時代や場所で使われていることから、その重要性がわかります。
どのように武士が用い、どのようにして大衆のアイテムとなったのか。そして忍者はどのように使用したのか、そして現在。その歴史をご紹介。
今や女性の和装には見た目にも実用性にも必需品。その理由はその美しさだけでなく、1日着ていても着崩れせず、しかし締め心地が良いことにあります。この絶妙な組紐を作る秘密は、糸を一本一本丹念に編み込む、職人の手にかかっています。ピンと張られた糸を指で取り、トントンと美しい音を奏でながら組んでいくその柄は、職人の頭の中だけにあるもの。外から見ると、どのような柄なのかは一切わかりません。
正に美しき手仕事で完成する「伊賀くみひも」でオーダーした今回の新アイテムは、家族の一員のためのもの。頑丈で美しく、手仕事の温もりを感じる番組オリジナル製品とは。