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有田焼

佐賀県有田町で磁器が作られ始めたのは、およそ400年前、1616年のこと。それ以前に日本で作られていたものは「陶器」だったが、とある陶工が有田の町にそびえる泉山で陶磁器に欠かせない原料を発見し、日本初の磁器が誕生した。その後、酒井田柿右衛門(さかいだ・かきえもん)によって、有田焼はさらなる発展を遂げ、次第に世界にも注目されてゆく。柿右衛門様式の特徴は、陶磁器に焼き付ける鮮やかな赤色。「濁手(にごしで)」と呼ばれる乳白色を活かした余白の多い絵付けにより、赤を引き立てる。その技巧によって作られた有田焼は西洋の「富の象徴」となり、有名な食器ブランドも有田焼を参考にしたといわれる。今回番組が考案するオリジナル製品は、その独特の美しさである白磁を活かした、この季節には欠かせないアイテム。大人を魅了する、とっておきのニュープロダクトとは?