ありがとう

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放送内容

「藤波辰爾 ~掟破りの逆サプライズ~」

プロレスラー藤波辰爾(60歳)。アントニオ猪木に憧れて16歳の時、生まれ故郷大分から上京し日本プロレスに入門。プロレスのイメージを覆す甘いマスクとスピーディなファイトスタイルから、“ドラゴンブーム”を巻き起こす。ライバル、長州力との“名勝負数え唄”、アントニオ猪木との“師弟対決”などの名勝負を繰り広げ70年代、80年代にかけての空前のプロレスブームを牽引した一人である。
藤波が「ありがとう」を伝えたいのは支え続けてくれた妻・伽織だ。新婚生活がスタートすると伽織にはプロレスラーの妻としての苦労が待っていた。会場までの送迎、身体のコンディションを整える食事…さらには試合の怪我の手当も伽織が行った。伽織には忘れられない思い出がある。27年前、試合で藤波は腰を痛め椎間板ヘルニアを患い、寝ていても座っていても常に激痛が腰を襲う状態に。当時を伽織は語る「それまでは早く引退して欲しいと思っていました。でも、腰を痛めて主人のいるべき場所がはっきり分かったんです。リングでした」。プロレスラーとして再びリングの上に戻るため、手術ではなくリハビリで復帰の道を選択した夫婦。約1年と3カ月の闘病の末、見事藤波はリングへと復帰を果たす。試合後、二人は人目もはばからず涙を流したという。現在の伽織の夢、それは還暦を迎えた藤波をできるだけ長くリングに立っていてもらうこと。今回、藤波は結婚してから今までずっと2人3脚で歩んできた妻・伽織にありがとうを伝えたいとサプライズの計画を練っている。毎年、妻からサプライズ誕生日パーティーを仕掛けられている藤波は逆サプライズで妻の喜ぶ顔が見てみたい。場所の手配から、手作りのプレゼント、…33年目のありがとうの計画がスタートする。