世界の文学がわかる!あらすじ名作劇場

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ドロシーと不思議な仲間の大冒険!朗読 「オズの魔法使い」

 今夜の名作は1900年に初版が出版された「オズの魔法使い」。著者はアメリカの児童文学作家ライマン・フランク・ボームです。発表直後から増刷が追いつかないほどの大人気ぶりで、アメリカ文学で最もよく知られた本のひとつ。ミュージカルも大成功したこの作品を、平泉成の朗読で紹介します!

▼「オズの魔法使い」
 アメリカの農場で暮らす少女ドロシーと飼い犬トトは、竜巻に巻き込まれ、「オズ」という不思議な国に飛ばされてしまう。ドロシーが家に帰る唯一の方法は、エメラルドの都にいる“オズの魔法使い”に頼むことだけ。都に向かうドロシーとトトは、その道中でカカシ、ブリキの木こり、ライオンと出会う。わらでできたカカシは「脳」を。ブリキの木こりは「心」を。臆病なライオンは「勇気」を手に入れるため、ドロシーと共に“オズの魔法使い”に会う旅に同行する。困難な旅を経てエメラルドの都に到達した一行だったが「悪い魔女を倒せば願いを叶える」と“オズの魔法使い”に言われる。しかしその悪い魔女は強大な力の持ち主で…。