世界の文学がわかる!あらすじ名作劇場

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アンデルセン童話
「人魚姫」「赤い靴」

絵本、アニメ、ドラマ、映画…さまざまに形を変えて愛されるアンデルセン童話が今夜のテーマ。著名な作品群の中から、「人魚姫」「赤い靴」をご紹介します。実は悲惨な話も数多いこと、知っていますか…?

▼「人魚姫」
 難破船から人間の王子を救出した人魚姫は、彼に恋心を抱きますが、人魚には「人間に見られてはいけない」という掟がありました。どうしても王子にもう一度会いたい人魚姫は、魔女の秘薬で人間の姿を手に入れます。しかしそれは“声”と引き換えの契約。王子に会うことはできても、自分が命の恩人だと話すことができません。絶望にくれる人魚姫の前に、さらに残酷な選択肢が突き付けられ…。

▼「赤い靴」
赤い靴に魅入られた娘。呪いをかけられ、昼も夜も踊り続けます。靴を脱ぐこともできず、身も心もボロボロになっていき、とうとう疲れ果てた娘は首切り役人のもとを訪れるのでした。彼女のその後の運命は。